保土ヶ谷あだちクリニック

院長 足立清太郎 先生

内科

電子カルテと相性のよい自動精算機、便利な予約システムの導入により現役世代の患者さんの利便性向上を実現

外来患者数/日 平均約60人

スタッフ数 10人

導入製品

  • 電子カルテ:PHC「Medicom HRシリーズ」
  • Web予約システム:ドクターキューブ「ドクターキューブ」
  • 自動精算機:GENOVA「NOMOCa-Stand」
  • Web問診システム:flixy「メルプWEB問診」
  • PACS:富士フイルムメディカル「C@RNACORE」

課題

  • 新規開業時から、よいICTを活用して効率経営したいという意欲があったがなかなか満足のいく品質の製品に出会えなかった
  • 仕事などで忙しい現役世代をターゲットにしているため、患者さんの利便性を追求する必要があった

効果

  • 電子カルテは安定したクリニック運営に寄与。サポートの確かさに信頼を寄せる
  • 自動精算機や予約システムを導入し、患者さんの負担やストレスを極力軽減

開業のきっかけを教えていただけますか。

足立先生:開院したのが2016年ですが、それまでは近隣の大きな病院で消化器内科医として勤めていました。がん患者さんにとって、やはり早期発見は重要です。病院に紹介されてくるときには、かなり進行してしまっているケースも少なくありません。自分が開業すれば、地域の患者さんを早く救って差し上げられるのではないかと考えたんです。

がん検診にも注力されてこられたのですね。

足立先生:当院では診断をつけることより「患者さんに満足していただける医療」を追求してきました。何を求めて来院してくれたのかを必ず受け止め、聞きだすことを最優先にしています。

ご自分の症状をうまく説明できない方、なんとなく不安があるという患者さんも多くいらっしゃいますので、丁寧にご不安をお聴きします。一方で、できるだけ説明はシンプルに、できるだけ診察時間を短くしてほしいと考える患者さんがいらっしゃれば、その際はスピーディな診察を心がけます。患者さんの欲していること、必要なことを見極めて、医療を提供するのが当院の理念です。

そうしたコミュニケーションがあったうえでの検査ですね。私は内視鏡のスペシャリストを目指して研鑽を重ねてきましたので、消化器の症例は豊富だと自負しています。ここ保土ヶ谷という場所は自分が生まれ育った地域でもあるので、発見が遅れることでがんに苦しむ患者さんをとにかくゼロに近づけたいと思い、日々診療に取り組んでいます。

先生の理念を実現するには、スピードや正確性が欠かせないと思います。重要ツールである電子カルテについてお聞かせください。

足立先生:父が経営しているあだち小児科でも「Medicom」を使っていたので、馴染みがありました。他にもいくつかの製品を比較検討しましたが、病名を拾い上げる機能を重視し、当院も「Medicom」を選んだのです。請求業務がスムーズで間違いが少ないのは重要ですから。

実際に使ってみて機能面は満足のいくものでしたか。

足立先生:大病院の電子カルテとは価格も違えば機能も異なるので、物足りなさがあるのは正直なところです。ただし、重要なのは何か小さなトラブルが起きたときの対応ですね。サポートの体制が充実しているか、親身になって対応してくれるか。その点ではメールだけで済ませようとせずにきちっと対応してくれ、極力診療に影響が出ないように配慮してくれるのは頼もしく感じています。

その後も積極的にICTを導入してこられましたね。

足立先生:カード決済に非対応の医院はまだまだ多いようですが、当院は患者さんの利便性を考えてキャッシュレス対応の自動精算機導入を決断しました。集患にもつながればいいという狙いもありましたね。ただ開業後だったので、電子カルテと連携できる機器が見つからずに大変苦労したのです。

業務削減につながらなければ意味がないので粘り強く探した結果、ようやくGENOVAの「NOMOCa-Stand」にたどり着きました。締め作業が短くなりましたし、キャッシュレスの利用率が上がっているということは患者さんのためにもなっていると言えるのではないでしょうか。

予約システム、PACSなども試行錯誤されたとお聞きしました。

足立先生:メーカーさんの説明と、こちらの希望がマッチしないことが多く、新しいシステムを導入するときは常に苦労してきました。導入時は中央ビジコムさんのような信頼できるベンダーの存在が不可欠だなと思います。

今でこそPACSは、富士フイルムメディカルの製品になって安定しましたが、最初はそうではなかったです。予約システムも導入後に不具合が見つかり、途中でサービスを変えざるを得なかったのは苦い経験です。

今ではドクターキューブを使った予約システムも安定し、患者さんも予約が取りやすくなったのではないかと思います。またスマートフォンでもリアルタイムで、順番待ち状況が分かるようになりました。とくに忙しい現役世代の患者さんへの配慮ですが、これも好評です。少しずつですが、患者さんにベストな治療を提供するための環境へと進歩している手応えを感じつつあります。

開業から6年、電子カルテやサーバーの更新は検討されていますか。

足立先生:まさに今打ち合わせをしているところです。費用はかかりますが、サーバーを一新し、スペックも上がれば、さらに処理速度も速まるだろうと期待しているところです。やはり診療の要となる大事なシステムですからね。

今のところ、現在のシステムで不具合があるわけではないのですが、やはり診療中のトラブルを未然に防ぐには必要な改修かなと思っています。

今後クリニックをどう進化させたいか、お考えをお聞かせください。

足立先生:これから人口減少社会になり、クリニック経営も難しい時代が来るため、選ばれるクリニックにならなければ生き残れないと考えています。

患者さんから選ばれるのももちろんなんですが、まずは従業員から選ばれる存在でありたいですね。福利厚生の充実や、従業員が自由に勤務シフトを組んで休みを取りやすくするなどの工夫も行っています。

そうしたいきいきと働ける環境があってこそのクリニックだと思います。そんなクリニックなら、おそらく患者さんからも信頼していただけるのではないかと。だから医療の質の向上とともに、ICTを含めた環境整備や集患の努力を継続することが大切だと、常に自分にも言い聞かせています。

私にとっては地元でもあるこの地域で、検査の必要性なども呼びかけながら皆さんが長く健康で暮らせるように支えて行けたらと思っています。

ここ保土ヶ谷で今後も長く「患者さんから最も信頼され、選ばれるクリニック」を目指します。

クリニック名 保土ヶ谷あだちクリニック
院長 足立 清太郎 先生
所在地 神奈川県横浜市保土ケ谷区帷子町1丁目17−3
医院紹介 2016年に開業。負担や苦痛が少ない内視鏡検査のほか、患者さんの満足・充足につながる診療を心がけています。今後も、病気の早期発見や治療、とくに消化器疾患に対する検査の治療に注力して、地域の健康を支えてまいります。
作成日 2022年9月